ハクビシンの駆除を市役所に頼めるか|やってくれる自治体は少数です

ハクビシンの駆除を市役所に頼めるか|やってくれる自治体は少数です

まず市役所に電話する。これは正しい手順です。無料で相談できますし、その地域の制度が分かります。

ただ、期待している答えは返ってこないことのほうが多い。

目次

たいていは「駆除はしていません」

自治体が家の中に入って動物を捕まえてくれる、という制度は多くありません

実際に受けられることは、だいたいこの範囲です。

  • 捕獲器(箱わな)の無料貸し出し
  • 捕獲許可の申請受付
  • 民間業者の紹介
  • 相談と助言
  • 捕獲した個体の引き取りや処分

建物の中のことは所有者が対応するもの、という考え方が基本にあります。だから自治体は境界線を引いています。

農作物への被害は別扱いで、こちらは対策の補助が手厚い自治体があります。

自治体が対応しないと分かった時点で、次に進んでください。相談と見積もりは無料です。

害獣駆除の無料調査・見積もり

対応エリア:福島/東京・神奈川・埼玉・群馬・千葉・栃木・茨城/大阪・京都・兵庫・奈良・三重/愛知・静岡/富山・石川・福井/山梨・長野

自治体でできることの範囲

窓口で受けられることを、あるものとないものに分けます。

よくあるまれ
捕獲器(箱わな)の無料貸し出し職員が家に来て駆除する
捕獲許可の申請受付駆除費用の全額補助
民間業者の紹介深夜や休日の対応
捕獲した個体の引き取り建物の修繕費の補助
相談と助言賃貸トラブルの仲裁

左の列は多くの自治体にありますが、右の列はほとんどありません。

そして、農作物の被害は別枠で扱われることが多く、防護柵の設置補助や捕獲の支援など、家屋より制度が手厚い自治体があります。畑をやられているなら農政課にも聞いてください。

捕獲器を借りても、そのあとが大変です

貸し出しを受けられた場合の話です。

まず、設置場所です。天井裏に箱わなを持って上がって、動線上に置く必要があります。適当な場所に置いても入りません。

次に、毎日の確認です。かかった動物を長時間放置することはできません。餌の交換もあります。

そして、かかったあとです。生きた成獣が箱の中で暴れています。これを運ぶ必要があります。自治体によっては引き取りに来てくれますが、持ち込みを求められることもあります。

この工程を一人でやれるかどうかを、借りる前に考えてください。途中で無理だと分かる人が多いところです。

電話でそのまま使える聞き方

窓口に電話するとき、この順で聞くと1回で済みます。

・自宅の天井裏に動物が住み着いています。担当の課はどちらですか
・駆除を実施していただけますか
・捕獲器の貸し出しはありますか。期間と条件を教えてください
・捕獲許可を取る場合、申請から何日くらいかかりますか
・駆除費用の助成や補助はありますか
・対応できる業者を紹介していただけますか

最初の質問が要点です。担当課が分かれば、次からそこへ直接かけられます。

そして、この6つを聞き終えれば、その自治体で使える制度は把握できます。何日もかけて回る必要はありません。

保健所ではありません

窓口を間違えると回されます。

ハクビシンやアライグマの相談は、環境政策課、生活環境課、農政課といった部署が扱うことが多い。保健所は主に感染症と衛生の担当で、獣害そのものの窓口ではないことがほとんどです。

このあたりの整理はハクビシンの相談は保健所でいいのかに書きました。

一度で終わらせるために、聞く内容を決めておいてください。

  • 駆除を実施しているか
  • 捕獲器の貸し出しはあるか。条件と期間は
  • 捕獲許可の申請方法と、かかる日数
  • 駆除費用の助成や補助はあるか
  • 民間業者の紹介はしてもらえるか
  • どの部署が担当か

最後の質問が意外と重要です。担当が分かれば、次からその部署に直接かけられます。

助成金の有無については害獣駆除に助成金は出るかにまとめました。自治体によって内容がまったく違うので、確認する価値はあります。

断られたあとにどうするか

自治体が対応しないと分かった時点で、選択肢は2つです。

自分でやる。捕獲は許可が要るので、実際には追い出しと侵入口の封鎖が中心になります。できる範囲はハクビシンの侵入経路イタチを自分で駆除できるかに整理しました。イタチの記事ですが、考え方は共通です。

業者に頼む。この場合、追い出しだけでなく封鎖と清掃まで含まれているかを確認してください。追い出しだけの見積もりは安く見えますが、数か月で戻られます。

市役所に電話する価値はあります

駆除してくれないと分かっていても、かける意味はあります。

助成制度があるかもしれない。捕獲器を貸してくれるかもしれない。その地域で信頼できる業者を知っているかもしれない。

無料で、10分で終わります。ただ、そこで解決すると思って何日も窓口を回ると、その間に糞尿は溜まり続けます。1回聞いて、駄目なら次に進む。それくらいの区切り方がちょうどいい。

なお、原因が隣の空き家にある場合は、窓口も対応も変わります。隣の空き家にハクビシンがいるにまとめました。

窓口を回っているあいだも糞尿は溜まります。並行して調査を受けておくと早く終わります。

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対応エリア:福島/東京・神奈川・埼玉・群馬・千葉・栃木・茨城/大阪・京都・兵庫・奈良・三重/愛知・静岡/富山・石川・福井/山梨・長野

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この記事を書いた人

築100年の田舎の家に住んでいるので、屋根裏で何かが走るなんて日常茶飯事。「まあ古い家だから…」と気にしていなかったのですが、害獣が子育てをし始めたことで駆除するきっかけになりました。このサイトでは、その時に私が体験したことをまとめています。

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