隣の空き家にハクビシンがいる|自分の家に入られる前にできること

隣の空き家にハクビシンがいる|自分の家に入られる前にできること

原因が自分の敷地にない。これが厄介なところです。

隣の空き家が巣になっていて、そこから庭に来る。屋根を歩く。いずれ自分の家にも入られる。

分かっていても、他人の家には手を出せません

目次

まず所有者を探す

連絡が取れるなら、それが一番早い。

分からない場合、次の方法があります。

法務局で登記事項証明書を取ると、所有者の氏名と住所が分かります。誰でも取得できます。手数料は数百円です。

ただし、登記が古いままだと、所有者がすでに亡くなっていることがあります。相続登記がされていないと、そこで行き止まりになります。

近所の人が事情を知っていることもあります。自治会や町内会に聞いてみる方法もあります。

隣が巣になっている限り、また来ます。自分の家を塞ぎ切れているかを見てもらってください。

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空き家の所有者を調べる手順

登記から追う方法を、費用つきで書いておきます。

手順場所費用
住所から地番を調べる法務局、ブルーマップ無料〜
登記事項証明書を取る法務局窓口600円
オンラインで取る登記情報提供サービス約332円
所有者の住所を確認証明書に記載

誰でも取得できます。所有者の氏名と住所が分かります。

ただし、相続登記がされていないと、亡くなった方の名義のままです。2024年4月から相続登記は義務化されましたが、過去の未登記がすべて解消しているわけではありません。

そこで行き止まりになったら、自治体の空き家担当に相談してください。

自治体に相談する

所有者に連絡が取れない、あるいは連絡しても動かない場合です。

空家等対策の推進に関する特別措置法という法律があり、管理が行き届いていない空き家について、自治体が所有者に助言や指導を行える仕組みがあります。

状態が悪ければ、より強い措置に進むこともあります。

窓口は建築指導課、住宅課、環境政策課のいずれかです。市役所の代表番号にかけて、空き家の相談だと言えばつないでもらえます。

伝えること。

  • 空き家の住所
  • どのくらい放置されているか
  • 動物が出入りしている状況。可能なら写真
  • 自分の家への影響

ただ、期待しすぎないでください。行政が動くには段階があり、時間がかかります。すぐに解決するものではありません。

隣の空き家より先に、自分の家を守る

ここが実際のところ、いちばん効果があります。

隣の空き家をどうにかするより、自分の家に入られないようにするほうが早い

屋根への経路を切る

ハクビシンは木や電線を伝って屋根に上がります。自分の敷地の庭木が屋根に触れているなら、切ってください。

隣地から枝が越境している場合は、事情が変わります。原則として勝手には切れません。所有者に切ってもらうよう求めるのが筋です。ただし民法の改正で、一定の条件のもとで自分で切れる場合もあります。判断に迷うなら自治体か弁護士に相談してください。

侵入口を塞ぐ

自分の家の隙間を先に潰します。8センチほどの隙間があれば入られます。

見る場所は屋根まわりです。軒天と外壁のあいだ、破風板の継ぎ目、瓦のずれ。地上からは見えないので、確認には屋根に上がる必要があります。

詳しくはハクビシンの侵入経路にまとめました。

餌になるものを片付ける

生ごみ、ペットの餌、家庭菜園の果実。庭に食べ物があれば、通い続けます。

苦情を言いにくい場合

所有者が近所に住んでいて、顔を合わせる関係だと言い出しにくい。

その場合、自治体経由で伝えてもらうという方法があります。自治体から所有者に連絡が行く形なら、直接の対立を避けられます。

匿名で相談できるかどうかは、窓口に聞いてみてください。

自分の家に入られてしまったら

そこから先は、隣の空き家とは切り離して考えることになります。

追い出して、塞いで、掃除する。この工程を自分の家で完結させます。

隣が巣になっている限り、また来ます。だから塞ぐことが特に重要になります。追い出しだけでは、数か月で戻られます。

そして、業者に頼む場合は、隣の空き家が発生源であることを伝えてください。再発の可能性を踏まえた対策になります。保証期間についても確認しておいたほうがいい。

記録を残しておく

いつから、どんな状況が続いているか。写真と日付。

自治体に相談するときの材料になります。将来、被害が拡大したときの経緯を示すものにもなります。

そして、自分の家に被害が出た場合、その修理費が保険の対象になることがあります。原因と時期が分かっていると申請しやすい。条件はハクビシンの被害に火災保険は使えるかを見てください。

入られてからでは費用が上がります。屋根まわりの隙間を先に潰しておくほうが安く済みます。

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この記事を書いた人

築100年の田舎の家に住んでいるので、屋根裏で何かが走るなんて日常茶飯事。「まあ古い家だから…」と気にしていなかったのですが、害獣が子育てをし始めたことで駆除するきっかけになりました。このサイトでは、その時に私が体験したことをまとめています。

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