コウモリのフンがベランダに落ちている|掃除しても、また積もります

コウモリのフンがベランダに落ちている|掃除しても、また積もります

黒い粒が、ベランダの床や外壁の下に落ちている。

拾って捨てても、翌朝にはまた同じ場所に積もっている。これが続いているなら、真上に住み着いています。

目次

ベランダのフンがコウモリかどうかの見分け方

コウモリの糞には特徴があります。

5ミリから1センチほどの黒い粒。細長い形で、指で押すとほろほろと崩れます。虫を食べているので、乾いた糞をよく見ると昆虫の翅や脚の破片が混じっていることがあります。

ネズミの糞と似ていますが、ネズミのものは押しても崩れず、粘りがあります。そして、ネズミは移動しながら排泄するので、糞が線状に散らばります。

コウモリは1箇所にとどまって出すので、真下に山になります。この積もり方が決め手です。粒が大きく、太いものが同じ場所にまとまっているならハクビシンがベランダにフンをするを見てください。別の動物です。

掃除だけでは毎日積もります。隙間を塞ぐところまでやらないと終わりません。

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落ちている場所の真上を見る

糞が落ちている位置から、寝床の場所が分かります。

見るのはこのあたりです。

  • 外壁材と壁のあいだの隙間
  • 雨戸の戸袋
  • ベランダの手すりの支柱の中
  • 軒下、破風板の継ぎ目
  • エアコンの配管カバーの中
  • シャッターの巻き取り部分

1.5センチほどの隙間があれば入ります。人の目には隙間として見えないような場所です。

日没後、その場所を見ていてください。出ていくところが見えれば確定です。

どれくらい積もるのか

1匹のアブラコウモリが1日に出す糞は、20粒から30粒ほどとされます。

10匹が住み着けば1日200粒以上。ひと月で数千粒になります。ベランダの床にみるみる積もるのはこのためです。

そして糞は乾くと崩れて粉になります。掃くと舞い上がり、それを吸い込むことになります。集合住宅なら、風で隣の住戸へ流れることもあります。

積もった糞は、重さでベランダの排水口を詰まらせることもあります。雨の日に水がはけないなら、確認してください。

掃除するときの装備

放置すると量が増えます。ただ、素手で掃くのはやめてください。

乾いた糞は粉になります。掃くと舞い上がり、それを吸い込むことになります。病原体を含んでいる可能性があります。

そろえるもの。

  • 防塵マスク
  • ゴム手袋
  • ゴーグル
  • 使い捨てできる服

手順としては、先に水で軽く湿らせてから集めます。乾いたまま掃くと舞います。

集めたあとは、次亜塩素酸ナトリウムの希釈液かアルコールで消毒します。ベランダの床材によっては変色するので、目立たない場所で試してから使ってください。

掃除だけでは終わりません

毎日掃いている人がいます。ただ、寝床がそのままなら毎日積もります

やるべきは、出ていってもらって隙間を塞ぐことです。

ただし、コウモリには時期の制約があります。出産と子育ての時期に追い出すと、飛べない子どもが残って死にます。壁の中や戸袋の中で腐ることになります。

適した時期はコウモリを追い出せる時期にまとめました。作業に入る前に、必ず確認してください。

捕まえてはいけません

コウモリは鳥獣保護管理法の対象です。

殺すこと、捕まえること、捕まえて別の場所に放すこと。どれも許可なしにはできません。殺虫剤を直接かけるのも該当します。

できるのは、追い出すことと、隙間を塞ぐことだけです。詳細はコウモリを追い出すときの法律に書きました。

そして、素手で触らないでください。噛まれたり引っかかれたりする危険があります。

隙間は複数あります

塞ぐ段階の話です。

コウモリは1箇所だけを使うとは限りません。複数の隙間を出入りしています。

全部塞がないと、翌日から別のところを使われます。そして、糞は同じように積もります。

外壁の高い位置にある場合、脚立では届かないことがあります。屋根に近い場所なら、足場が要ることもあります。

集合住宅の場合

マンションやアパートのベランダに落ちている場合、専有部分か共用部分かで話が変わります。

外壁や、ベランダの手すり、シャッターの収納部分は共用部分にあたることが多い。個人で工事するわけにはいきません。

まず管理会社か管理組合に連絡してください。同じ建物の他の住戸でも起きている可能性があります。

自分の判断で隙間を塞ぐと、あとで問題になることがあります。共用部分の変更は許可が要ります。

掃除の手順

ベランダの糞を片付けるときの順番です。

  1. 装備をつける(防じんマスク、手袋、ゴーグル)
  2. 霧吹きで軽く湿らせる(乾いたまま掃かない)
  3. ちりとりで集めて、袋に入れる
  4. 二重にした袋の口を縛る
  5. 床を次亜塩素酸ナトリウムの希釈液で拭く
  6. 十分に水で流す(床材の変色に注意)
  7. 手袋と使い捨ての装備は袋に入れて処分する
  8. 手を洗い、うがいをする

2を飛ばすと粉が舞います。ここがいちばん省かれやすく、いちばん体に悪い部分です。

集合住宅では、洗浄水が下の階に落ちないよう気をつけてください。

1.5センチの隙間を全部見つける必要があります。調査だけでも受けてもらえます。

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この記事を書いた人

築100年の田舎の家に住んでいるので、屋根裏で何かが走るなんて日常茶飯事。「まあ古い家だから…」と気にしていなかったのですが、害獣が子育てをし始めたことで駆除するきっかけになりました。このサイトでは、その時に私が体験したことをまとめています。

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