イタチを追い出す方法|追い出せても、戻ってくる相手です

イタチを追い出す方法|追い出せても、戻ってくる相手です

イタチには帰巣本能があります

これがこの動物の厄介なところで、追い出しても同じ場所に帰ってきます。数キロ離した場所に放しても戻るとされています。

つまり、追い出すことと解決することは別です。ここを分けて考えないと、何度やっても同じことになります。

目次

イタチを追い出す手段そのものは、ある

嫌がるものははっきりしています。

イタチは強い臭いと、光と、音を嫌います。

  • 木酢液、竹酢液
  • 漂白剤の臭い
  • くん煙剤(獣用ではないが、煙を嫌がって出る)
  • 強い光を天井裏に当てる
  • ラジオを鳴らす

どれも即効性はあります。当日いなくなることもあります。

ただし、どれも慣れます。そして臭いは数日で薄れ、光と音は無害だと学習されます。

くん煙剤の限界は天井裏にバルサンを焚いてハクビシンは出ていくかに書いた内容がそのまま当てはまります。相手が変わっても、起きることは同じです。

帰巣本能がある相手です。塞ぎ切れているかどうかを見てもらってください。

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追い出したあと、その日のうちに塞ぐ

これが本体です。

イタチが通れるのは3センチほど。ネズミより大きく、ハクビシンよりはるかに小さい。この中途半端な大きさが、侵入口の特定を難しくしています。

よく使われるのは、屋根と壁の取り合い、換気口、床下の通気口、配管の貫通部です。

3センチという数字を頭に入れて家の外周を見ると、思っていたより候補が多いことに気づきます。そして、屋根まわりは地上から見えません。

イタチの行動範囲と帰巣

イタチの行動圏は、オスで数十ヘクタール、メスでその数分の一とされます。かなりの距離を移動します。

そして帰巣本能が強く、捕獲して数キロ離れた場所に放しても戻ってきた例が報告されています。

つまり「遠くに逃がす」という発想が成立しません。そもそも捕獲自体に許可が要りますが、仮にできたとしても解決になりません。

やることは、追い出して塞ぐ。そして臭いを消す。この3つだけです。

臭いを消さないと戻ります

追い出して塞いだ。それでも戻ってくる、という場合があります。

理由は臭いです。

イタチは糞尿と肛門腺の分泌物で縄張りを主張します。その臭いが残っていると、そこは自分の場所だという目印になり続けます。

だから、糞尿の撤去と消臭までやらないと追い出しは完了しません。市販の消臭剤で消えるかどうかも含めて、イタチの臭いを消すに書きました。

捕まえてはいけません

罠を買って仕掛ける。これは違法です。

イタチは鳥獣保護管理法の対象で、許可なく捕獲すること、殺すことはできません。捕まえて別の場所に放すのも駄目です。捕獲そのものが許可制だからです。

さらに、ニホンイタチのメスは狩猟鳥獣から除かれています。オスとメスで扱いが違うので、捕獲する場合はその判別も必要になります。

法律の詳細はハクビシンの捕獲に許可はいるかにまとめています。根拠になる法律はイタチも同じです。

天井裏で対面しないこと

追い出そうとして、自分で天井裏に上がる人がいます。

イタチは体長30センチほどですが、気は強い。追い詰められると向かってきます。歯が鋭く、噛まれれば出血します。感染症の心配もあります。

そして、天井裏は逃げ場が限られています。狭い空間で追い詰めるのは、こちらにとっても危険な状況です。

姿を探しに行く必要はありません。糞の場所と侵入口が分かれば十分です。

子育て中は追い出せません

春から夏にかけて、天井裏で出産していることがあります。

この時期に親だけを追い出すと、子どもが取り残されます。自力では出ていけないので、天井裏で死にます。数匹分の死骸が、回収できない場所に残ります。

鳴き声が聞こえているなら、その可能性があります。判別は天井裏の動物の鳴き声を見てください。

子どもがいる場合、追い出しは待つか、子ごと外へ出せる方法を取ることになります。自分でやるのは難しい部分です。

順番だけ間違えないこと

まとめると、こうなります。

侵入口を全部見つける。子どもの有無を確認する。追い出す。その日のうちに塞ぐ。糞尿を撤去して消臭する。

追い出しはこの中の1工程です。そこだけ何度繰り返しても、他が抜けていれば戻られます。

自分でやる場合にどこで詰まるかは、イタチを自分で駆除できるかに整理しました。

追い出す当日の段取り

1日で片を付ける必要があるので、順番を書いておきます。

  1. 前日までに侵入口を全部特定し、塞ぐ材料を用意する
  2. 子どもがいないことを確認する
  3. 日中に忌避剤か光を仕掛ける(イタチが出るのは夜)
  4. 夜、出ていくのを確認する
  5. 全部出たと判断できたら、その場で塞ぐ
  6. 翌日以降、糞尿を撤去して消毒・消臭する

4と5が難所です。何匹いるのか分かっていないと、全部出たかどうかを判断できません。

1匹残して塞げば、中で暴れて別の場所を壊すか、そこで死にます。

追い出しと封鎖と消臭を1日で回す必要があります。ここが自力では難しいところです。

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この記事を書いた人

築100年の田舎の家に住んでいるので、屋根裏で何かが走るなんて日常茶飯事。「まあ古い家だから…」と気にしていなかったのですが、害獣が子育てをし始めたことで駆除するきっかけになりました。このサイトでは、その時に私が体験したことをまとめています。

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