急に臭いがきつくなった。ハエが室内に出てきた。
殺鼠剤を使っていたなら、どこかで死んでいます。
いつ臭い始めるか
死んだ場所と季節で変わります。
夏なら2日から3日で臭い始めます。冬でも1週間から2週間で分かります。
そして、臭いのピークは1週間から2週間後。完全に引くまでは、状況によって1か月ほどかかることがあります。
その間、蛆が湧きます。孵化したハエが天井の隙間や照明の穴から室内に出てきます。ハエが急に増えたら、まず死骸を疑ってください。
見つからない場合、位置を探す機材を持っている会社があります。壁を開ける範囲を小さくできます。
対応エリア:福島/東京・神奈川・埼玉・群馬・千葉・栃木・茨城/大阪・京都・兵庫・奈良・三重/愛知・静岡/富山・石川・福井/山梨・長野
どれくらい臭うのか
腐敗の進み方は温度で決まります。
| 時期 | 臭い始めるまで | 引くまで |
|---|---|---|
| 夏(25度以上) | 1〜3日 | 3〜6週間 |
| 春秋(15〜25度) | 3〜7日 | 4〜8週間 |
| 冬(10度以下) | 1〜2週間 | 2〜3か月 |
夏は早く臭い、早く引きます。冬は臭い始めが遅いぶん、長く続きます。
そして、ハエの発生も夏が早い。産卵から成虫までが2週間ほどなので、臭い始めて2週間後くらいに室内へ出てきます。
体重200グラムのドブネズミ1匹でも、この経過をたどります。数匹まとめて死んでいれば、それだけ長引きます。
探す順番
臭いの強い場所を起点にします。
まず、家の中を歩いて臭いが最も強い部屋を特定します。次に、その部屋の中でどのあたりが強いかを確認します。天井に近いか、床に近いか、壁際か。
天井に近ければ天井裏。床に近ければ床下。壁際なら壁の中です。
ハエが集まっている場所も手がかりになります。特定の場所を飛んでいる、窓のその一角に集まる。
天井にシミが出ることもあります。体液が染みたものです。
天井裏を探す場合
装備をしてから上がってください。
- 防塵マスク
- ゴム手袋。二重が望ましい
- ゴーグル
- 使い捨てできる服
- 懐中電灯かヘッドライト
- ビニール袋を複数
天井板は体重を支えません。梁の上だけを踏んでください。
死骸を見つけたら、直接触らずに、袋をかぶせるか、スコップやトングで取ります。周囲の断熱材にも体液が染みているので、そこも切り取って一緒に捨ててください。
取ったあとは消毒します。次亜塩素酸ナトリウムの希釈液か、消毒用アルコール。
死骸を探すときの順番
臭いの元をたどる手順です。
- 家じゅうを歩いて、いちばん臭う部屋を決める
- その部屋で、天井に近いか床に近いかを確かめる
- ハエが集まっている場所を探す
- 天井にシミが出ていないか見る
- 天井裏の点検口を開けて、その周辺から見る
- 見つからなければ、壁を叩いて音の違いを探す
2で場所がだいたい決まります。天井に近ければ天井裏、床に近ければ床下、壁際なら壁の中です。
見つけたら素手で触らず、袋をかぶせて取ります。周囲の断熱材にも体液が染みているので、そこも切り取って一緒に捨ててください。
処分の方法
自治体によって扱いが違います。
多くの自治体では、二重にした袋に入れて可燃ごみとして出せます。ただし、動物の死骸として別の扱いをしている自治体もあります。
事前に電話で確認してください。市役所の環境課か、清掃事務所です。
道路や公園で見つけた場合は、自治体が回収します。自宅の敷地内のものは、原則として自分で処分することになります。
見つからない場合
これが多い。
壁の内部、床下の奥、天井裏の断熱材の下。人が手を入れられない場所で死んでいることがあります。
その場合の選択肢は3つです。
待つ
臭いは時間とともに引きます。夏で2週間から1か月。乾燥すれば臭いは弱まります。
窓を開ける、換気扇を回す、消臭剤を置く。これで耐えられる範囲かどうかです。
壁や天井を開ける
臭いの位置が特定できていれば、その部分だけを開けて回収します。ただし内装の補修が必要になります。
業者に頼む
臭いの元を探す機材を持っている会社があります。壁を開ける範囲を最小にできます。
どれを選ぶかは、臭いの強さと、生活に耐えられるかで決まります。
そもそも毒餌を使うかどうか
死骸の問題は、殺鼠剤を使ったときに起きます。
粘着シートなら、かかった場所で見つかります。回収できます。手間はありますが、行方不明にはなりません。
毒餌は、食べたネズミが巣に戻ってから効きます。だから回収できない場所で死にます。
このリスクを承知したうえで使うかどうかです。粘着シートがうまくいかない理由と対策はネズミが粘着シートにかからないにまとめました。先にそちらを試す価値はあります。
死骸が出たあとにやること
臭いが引いても、それで終わりではありません。
侵入口が開いたままなら、また入ります。1匹死んでも、群れは残っています。空き家で同じことが起きている場合は、気づくのが遅れるぶん被害が進みます。空き家にネズミが住み着くに書きました。
入口の探し方はネズミの侵入経路が分からないに書きました。ここを塞がない限り、同じことが繰り返されます。
そして、死骸のあった場所にはダニが残ります。宿主がいなくなったダニは次の相手を探して移動します。殺虫処理まで済ませておいたほうがいい。
臭いが引いても、入口が開いていればまた入ります。封鎖まで含めて相談してください。

対応エリア:福島/東京・神奈川・埼玉・群馬・千葉・栃木・茨城/大阪・京都・兵庫・奈良・三重/愛知・静岡/富山・石川・福井/山梨・長野
