参照:東京グラフィックサービス工業会

なんのために作るのか、まず「制作目的」を明確に把握します。
ついで、内容、デザインや表現、数量、料金見積、納期を決めます。



 調査⇒取材・撮影⇒原稿作成



まずは編集。材料や原稿を整理する。
当然、印刷物は文字だけでなく、写真やイラストや図表で構成されています。
だから見やすく、読みやすく、わかりやすいように、文字組し、レイアウト作りをします。



たった一字の漢字の間違いで文が意味をなさなかったり、用をなさないものになったりします。そんなことを避けるために、注文者のチェックだけに頼らず、積極的に誤字・脱字のチェックに関わっていきます。これは地味ですが大切な仕事です。



印刷用途・用紙に合わせて面付けし、オフセット印刷用にフィルム出力する。
特にカラー印刷の場合は、ここでより魅力的に見せるために、色ごとの版の調整をします。



 汚れ、キズ、色合いのチェックをする。



アルミ板にフィルムを密着させ、光を当てて現像して刷版を作ります。これで印刷機にかける準備が完了しました。刷版ができることで、再版も可能になります。本の奥付に書かれている、初版第3刷とか2版第1刷の版は、この版をさしています。
初版第3刷は最初にできた刷版を用いて三回目の刷りで出来たものをさします。同様に、2版第1刷は二回目にできた刷版を用いて刷った第一回目のものをさします。



印刷方式は印刷物の目的や数量によって使い分けをします。
高品質・少ロット印刷物では平らな版面に押し付ける平圧式印刷を新聞や雑誌やチラシなど大量で、高速性を要求する印刷物には版と用紙を円筒に巻きつけて回転する輪転式印刷を用います。



印刷が終わると、指定のサイズに折ったり、裁断したりします。
印刷は4ページ、8ページ、16ページ、32ページを一つの単位として印刷されます。そのままでは使えないので、それを「折り機」を使って折ってゆく、折ったものを「丁合機」を使って、ページ順にまとめる。「綴じ機、表紙くるみ機」を使って一冊の本に仕上げる。ページをめくりやすくし、読みやすくするために「裁断機」を使って周りをきれいにカットする。それらの工程を経て仕上げていきます。



 完成品を梱包し、出荷し、納品して、はじめてひとつの仕事が終わりとなります。