一般社団法人 新宿区印刷・製本関連団体協議会

製本技術・技能・知識の継承のために…。「製本を科学する」第一弾「断裁・刃物編」

  • 「製本を科学する」第五弾「インキ編」
  • 「製本を科学する」第三弾「接着剤編」後編(各論 ホットメルト型接着剤)
  • 「製本資料館」
  • 「製本を科学する」第二弾「接着剤編」前編(総論・各論エマルジョン型)
  • 「製本ノチカラ2014展」プロジェクトに参加しました。
  • 「製本を科学する」第一弾「断裁・刃物編」
  • 「えほんとてがみ」プロジェクト
  • 「日本印刷産業連合会 会長賞」受賞

東京都製本工業組合・製本+シナジー創造特別委員会(シナジー委員会)では、製本会社各社が独自で永年積み上げてきた経験や体験に基づく知恵や知識を、定量的に表現することで、不要な事故を未然に防止し、さらに新たな製本手法や製本加工方法の開発につなげ、印刷物の価値向上や製本業の地位向上に結び付けたいと考え、約1年間かけて会員の製本会社やメーカーと協議を重ね、2012年度の集大成として、第一弾「断裁・刃物編」をまとめました。
今回の取り組みは、製本組合の会員各社が永年積み重ねてきた独自のノウハウである経験的価値・意味的価値を、製本各社と各メーカーの協力の元、形式知としてまとめ上げたもので、このことは業界でも初の試みであり、大きな第一歩だと思います。各社が保有するコア・コンピタンス(各社の核となる独自の強み)を確認し、模倣困難性を高めることで製本専業者としての存在意義を高めていく第一歩にできたと考えています。
2013年度は、第二弾として「糊(のり)編」に取り組んでまいりますので、ご期待ください。

東京都製本工業組合・製本+シナジー創造特別委員会
委員長 田中真文
製本を科学する実行委員 井上正

製本を科学する 第一弾(2012年):「断裁・刃物編」コンテンツ

  • 【刃物-素材】
  • 素材、材質による違い(ハイスと超硬について)
  • ハイスはどこまで使えるか
  • 超硬はハイスより長持ちするのはなぜか
  • 包丁の摩耗
  • 包丁の基準
  • 刃を長持ちさせるには
  • 適正な保管方法
  • 【刃物-オペレーション】
  • 包丁の名称
  • 【刃物-オペレーション(研磨)】
  • 研磨方法の種類
  • 【刃物-トラブルシューティング】
  • 刃の曲り、反り、歪み
  • 曲りのJIS規格
  • 曲りの防止
  • 厚さ(長さ)方向の曲り
  • 幅方向の曲り
  • 刃のダレ
  • 刃の欠け
  • 刃の割れ
  • 【断裁-構造ほか】
  • 刃落ち角度の基準
  • 刃落ちスピード
  • 耐用年数
  • 刃の交換方法のメーカー基準
  • 【断裁-トラブルシューティング】
  • 切れない紙、かぶる紙のデータ
  • 髪質に適した刃角度とクランプ圧力設定例
  • アンダーカット
  • オーバーカット
  • タイコ(中凹)カット、弓カット
  • えぐれてカットされる現象
  • 断面の波うち
製本を科学する

活動記録

  1. 改めて製本会社に包丁と断裁に関する疑問・質問、トラブルなどを調査。
  2. 調査結果を委員会で検討、整理・統合。
  3. 整理した疑問・質問、トラブルなどを各刃物メーカーや断裁機メーカーに回答を依頼。
  4. 同メーカーを訪問し、技術者などにヒヤリング、工場を見学。
  5. 同メーカーからの回答を委員会で検討し、「製本を科学する[断裁・刃物編]」にまとめる。
  6. 組合ホームページにおいて会員限定で公開し、活用を促進。

お問合せは東京都製本工業組合まで。
TEL 03-5248-2451  FAX 03-5248-2455
http://www.tokyo-seihon.or.jp/contact/